サプリメントの副作用はあるのでしょうか。
日ごろ不足しがちな栄養を補給するため、美容や健康のためにサプリメントを服用することを検討しています。
しかし、サプリメントの安全性が気になっていて購入することをためらっています。
サプリメントは薬と違い副作用が無いということが言われていますが本当でしょうか。
また、服用する際に注意するべきことはあるでしょうか。
副作用がないわけではありません。
サプリメントは医薬品ではないために副作用が無いと思われがちですが、そのようなことはありません。
医薬品でもサプリメントでも有害作用といわれる症状が出るということもあり必ずしも副作用がないというわけではないのです。
有害作用というのは具体的にはお腹を下したとか、湿疹が出たとか、といった症状のことです。
このような有害作用というのは誰もが出るものではありません。
サプリメントを服用した人の中でたまにこういった不調が出るという人もいます。
そこで、新しいサプリメントの服用を始めたら数日間体調に変化がないかを確認し、もしも何か不調が出てきた場合にはすぐに利用を停止して医療機関で受診をし、場合によっては保健所にも相談をしましょう。
中にはこういった有害作用が出ているのがサプリメントの効果で出ており少しガマンをすれば状況が好転すると勘違いしている人もいます。
好転反応としてこういったものが出るものでもないので違和感があればすぐに使用をやめて通院をするようにしましょう。
サプリメントを摂取して体調不良が起きたときのためにも摂取した量や服用したタイミング、摂取を始めた時期などといった情報はどこかにメモを残しておきましょう。
万が一体調不良が出たときに医師に相談するときにサプリメントの影響を確認するのに役立ちます。
用法用量を守ることが重要です
サプリメントの効果が早く出るようにと多めに摂取する人もいます。
もしも過剰摂取したとしても必要以上に摂取したサプリメントの成分は体外に排出されるから問題ないと思うためこのようなことをする人がいるのですが、これは正しくありません。
サプリメントを過剰摂取すると体の恒常性維持機能に支障をきたしたり過剰反応を起こしたりといったことも起こる可能性があるためです。
日々の生活の中での食事でも私たちは栄養を摂取しています。
そのため、サプリメントと食事を合わせると一日に必要な栄養を過剰摂取している可能性も出てきます。
そこで、サプリメントを摂取する際には日々の生活までを含め一日の摂取目安の量を超えていないかを確認することが重要ですし、そのようなことを起こさないためには用法用量を守ることが重要です。
正しく服用しなければせっかくのサプリメントも意味が無くなる可能性があります。